活佛師尊慈語
「道」はあなたがもともと持っているものです。道は天理良心です。
道をよく修めるというのは、天理良心に照らしてやっていくことができれば、よく修めていることになります。
天理良心とは仏心であり、慈悲心であり、天心であり、真心です。
生活が道なのです。道はちょっとしたこと、細かいことの中にあります。
どうやってみんなが平常心を持てるようにするのか、みんなが楽しい心、喜びの心を持ち、対抗心を持たないようにするにはどうするか、道はここにあります。
注意深く計画していく必要はありません、今この瞬間が道です。
二目守玄が道です。四六時中が道です。俗世間にあっては、いつでも、どこでも心を取り戻して自分を静かに落ち着かせるべきです。座ることが真の静座だと思ってはいけません。座って心が千々に乱れるようなら、かえって心を静めることができません。
いつでもどこでもこれをする工夫がなければなりません。あなたのものでないものを貪らないように。あなたのものでないものを求めないように。心を尽くし、得られたものだけを計算に入れるのです。本分を守り、規律を守らなければなりません。