後ろを振り返るな

莫讓回首兩不堪

Posted by M.Kawakami on 17th Sep 2022

發一崇德電子報 聖訓經典 莫讓回首兩不堪

後ろを振り返るな

 弟子が心身ともに疲れているとき、弟子が力を出そうと思っても出ないとき、弟子が意気消沈してやる気を失っているとき、弟子がくじけて起き上がれないとき、弟子が試練を受けているとき、弟子の目から涙がこぼれ落ちそうなとき、弟子にあきらめの気持ちが生じたとき、師がいつもあなたのそばにいることを忘れないでください!

 師は、喜んで弟子のために忙しくし、弟子のために疲れ、弟子のために苦しい目に遭い、弟子のためにすべてを引き受けたいと思います。
 しかし、弟子は師にしたがって、修辦の路を最後まで一緒に歩き通す自信がありますか?
 いくつかの挫折や困難に遭っても、足がすくむようではいけません。勇敢に道を目指して精進するのです。
 修道辦道はお題目ではありません。報恩了願はお題目ではありません。感恩懺悔はお題目ではありません。

 師は、弟子に本当に身を入れて学修講辦行をしてほしいと思います。最後まで振り返ってはいけません。そんなことをすれば、この生で修道の名、辦道の実を背負っている自分に申し訳が立ちません。わかりましたか?
 天恩師徳をずっと心に留めておいて、前賢の求めることが理にかなっているかどうかに関係なく、自問するのです。心を尽くしましたか? 力を尽くしましたか?
 しっかり修めて、しっかり辦めれば、上天は心ある人の期待に背くことはありません。よろしいですか?
 師の心は常に寒い窓の下で頑張る弟子に付き添い、後悔することのないよう精進して前に進んでくれることをただただ願っています。よろしいですか?
 何があろうと、少なくとも師である私は弟子と一緒にいること、付き添っていることをずっと忘れないでください。よろしいですか?
 弟子よ、しっかり頑張るんですよ!

2010/05/22歲次庚寅04/09
埔里・天元佛院